江原道の民謡
- 旌善アラリ
旌善アラリは江原道の代表的な民謡であると同時に、世界的に注目される<アリラン>の原型であり、
豊富な歌詞の内容を持っており、文学的にも非常に優れた価値を持つ文化遺産である。
- 横城フェダジソリと儀式歌
江原道地域の葬送歌には<喪輿ソリ>と<フェダジソリ>があり、その他に葬式の前夜にデドドゥムノリ
をしながら歌う<デドドゥムソリ>、<チョアレヌンソリ>などがある。
- 鶴山オドクテギ
オドクテギは江原道無形文化財第5号であり、江陵市の代表的な田の草取り歌である。江陵市の田の草取り歌’には
‘オドクテギ’、‘コクムオドクテギ’、‘俗歌’、‘サリラン’、‘タムソン歌’、‘サデソリ’の6つがある。
- 鉄原地つき歌とその他の仕事歌
江原道地域の地つき歌はその名のとおり家を建てるために礎を置く場所を中心に土
台を固めながら歌う集団仕事歌であり、江原道では ‘チジョン(チギョン)ソリ’とも言われる。
- 告祀歌と遊び歌
江原道は他の地域に比べて遊び歌が発達しなかった。
粗悪な生活環境により経済的な余裕を持てなかったことが遊び歌の発達しなかった原因であると言える。
- 漁夫歌
漁業労働歌が珍しい江原道においては、江門をはじめとしてバンバウなどの漁夫歌が1枚の
アルバムにまとめられたことは江原道民謡アルバム事業の注目に値する成果である。
- 笠岩・上福里農作業歌
江原道の田の草取り歌の中で‘オドクテギ’は嶺東地域でも江陵、溟州を中心に、
その周辺地域でのみ歌われた独特な歌である。
- アラリとメナリ
田の草取り歌、ミナリ(または‘ミノリ’、‘メナリ’)は高城、襄陽、三陟、揚口、麟蹄、春川、洪川、
原州などに分布しており、嶺東、嶺西を通して最も広く分布する田の草取り歌である。
- 牛追い歌と農作業歌
畑歌は田歌、代掻き歌とともに江原道に特徴的に分布する民謡である。
- 母たちの歌
江原道地域の代表的な女歌は機歌である。機歌は機道具が歌詞になったりもするが、
一つのストーリーを持つ叙事民謡となることも多い。
- 昔の子供たちの歌 1
子供たちの歌う歌は全国的に広く分布している歌である。子供の世界というものは、
地域や物産の特徴と関係のない、一つの童心の世界だからである。
- 昔の子供たちの歌 2
自然を友として成長する子供たちは何よりも自然に対する注文が多い。
雨が長い間降って太陽が見られないない時に歌う‘太陽よ、太陽よ出てこい’、
また、ずっと雨が続いて外で遊べない時に歌う‘雨よ、雨よ降るな’、
寒い時に歌う‘寒い、寒いチュンダルレ’などは自然現象に対する子供たちの素朴な心情のにじんだ歌である。

